エンジンをかけた直後や空ぶかしを行う際に、「なんだか下回りからカラカラと音がする」というお問い合わせをたびたび頂戴します。
マフラーのジョイント部分やステーがゆるんだりしても当然カラカラという音が出ますが、ベンツやBMWなどのヨーロッパ車の場合、触媒(キャタライザー)の中から音がしているケースが非常に多いのです。したがって、走行中やエンジンをかけた直後また加速時などにカラカラ音がするようでしたら、まず触媒を疑ってみることをお勧めします。特にW210 (Eクラス)、W220 (Sクラス)のベンツは触媒のトラブルが多く、それほど走行していないのに崩れるケースもありました。(57,000kmで崩れた車もありました。)
問題が生じて、音が出る触媒の中は、こんな風になってしまうんです。
これでは、音は当然ですが、排気ガスの浄化性能も落ちますし、エンジンのレスポンスも悪くなります。場合によっては、O2センサーの信号にも異常を来してしまい、エンジンそのものの性能が低下、エンジンチェックランプの点灯なんていう弊害まで引き起こします。それでも乗っていると、完全に詰まってしまってエンジンがかからなくなってしまったり(実際にローダーで運んだお客様もいらっしゃいます)、触媒の破片がマフラーの中にまで入ってしまって、さらにカラカラ音がひどくなってしまったりします。
ですが、触媒は安いパーツではありません。新品の純正触媒の価格はお車にもよりますが、約20万~82万と高額な部品です。中古でも使えればいいですが、それでもそこそこの金額だったり、フィットしなかったり、せっかく中古を手に入れても中身がすでに崩れていたり・・・・・・。
弊社では触媒の修理も承ります。ただ、純正触媒の修理というわけではなく、ちゃんと内部改良を施し(どういう改良かは企業秘密ですが)、耐久性も考慮した触媒に生まれ変わらせます。
触媒部分だけを取り外して発送していただければ、修理して返送いたします。遠方の方でもご来店いただく必要はありません。
ベンツをはじめ、左右対称で2個か4個の触媒が付いている場合があります。1か所修理も可能ですが、排気のバランスが悪くなるため左右同時の加工をお勧めしています。
価格については、モデルやその仕様によって前後してしまいますが、純正触媒の金額よりはお安く修理可能ですよ!
詳細につきましては お問い合わせフォームより お問い合わせください。
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